月10万円でホテル暮らし。地方でのテレワーク生活は優雅だった
東京から来た彼女と道東を旅行
週末にはレンタカーを借りて道東をドライブ。30分も車を走らせれば、あたり一面大自然で景色を眺めているだけでも癒されたとか。
「8月のお盆は9連休だったので、少し足を延ばして根室や網走などを巡り、各地の温泉にも入ってきました。このときは休みに合わせて彼女が会いに来てくれたのですが、2人でこんなに長く旅行をしたのは付き合って以来初めて。おかげでいい思い出になりました」
現在は自宅でリモートワークをしているそうですが、またワーケーションを企画しているとか。
「今度は沖縄に行きたいです。11月なら台風シーズンも終わっていますし、最終的にはコロナの動向を見たうえで判断するつもりですが、半月くらい行けたらいいなって」
テレワークだからこそ旅行できる
「ずっとテレワークだから会社のみんなにお土産を買う必要もないですし、そういう気遣いをしてくていいからラクですね。今まで毎日オフィスに通勤していたころは旅行なんてなかなかできませんでしたが、今は何の気兼ねもなく地方に行くことができる。
それがコロナの影響によるものと考えるとちょっと複雑ですけど、今も会社がテレワークも続けてくれているのは本当にありがたい。このままずっとテレワークだったらうれしいんですけどね(笑)」
政府もワーケーションを推進し、8月には環境省と福島県が連携協力協定を締結。自治体は地域によって温度差がありますが、ワーケーションに向けた整備は今後各地でさらに進みそうです。子供がいる方にとっては難しいかもしれませんが、独身であればテレワークの職場ならハードルは低いはず。この機会にワーケーションをしてみてはいかが。
<取材・文/トシタカマサ イラスト/田山佳澄>
12