「創業時からペーパーレスだった」ベンチャー社長が実践する働き方
経営インフラとしてサービスを充実させたい
現在、ビジネスチャットの国内普及率は30%未満と言われている。Chatworkは特に中小企業をメインターゲットに定め、2024年までにビジネスチャットが標準的なビジネスコミュニケーションのツールとなることを中期目標に掲げている。
「2025年以降は中小企業の経営資源をサポートする経営インフラとしてのサービスを充実させていきたいです。“ビジネス版スーパーアプリ構想”と僕らは呼んでいますが、ビジネスチャットのように業界や職種に関係なく、全従業員の間でこれほど日常的に使われるアプリケーションは他にありません。
請求書の発行や決済、プロジェクト管理などのITツールと連携し、チャット経由でいろんなことを実現できる世界を構築していく。僕らにはそのポテンシャルがあると思っていますね」
<取材・文/伊藤綾>