LINEでは優しいのに会うと冷たい…。24歳が、ネットで知り合った彼女の真実
嫌われているのかと思いきや…
それから何度かデートを重ねるも、やはりEさんは冷たい態度のまま。しかし、LINEではいつもどおり。どうしても気になってしまった水島さんは、ついにEさんに疑問を打ち明けることにしたのです。
「その日もEちゃんはずっと硬い表情だったんですが、僕が正直に気持ちを打ち明けて、『嫌いなら無理して付き合ってくれなくてもいいよ』って言ったら、泣き始めちゃったんです。それで、本当のことを話してくれました」
実はEさんは極度のあがり症。緊張すると表情がこわばってしまい、口調が強くなってしまうため、人に勘違いされることも多かったそうです。水島さんとは付き合いも長く、大丈夫だと思っていたのですが、やはり緊張であがってしまっていたのです。
さらに水島さんは、Eさんにとって初めての彼氏で、余計に緊張してしまっていたのでした。「もっと早く話すべきだった」と謝るEさんに、水島さんは疑ってしまったことを謝り、今後のことについて2人でじっくりと話し合いました。
その後は「お似合いのカップル」に
それからの2人はデートの回数を増やし、デート前日は必ず電話をしたり、リラックスできる場所を選んだりと、できるだけEさんが緊張しないように工夫しました。その甲斐あってか、今ではすっかり表情も柔らかくなり、LINEと同じように優しい口調で話してくれるようになりました。
「緊張していたってことは、それだけ僕のことを彼氏として意識してくれていたってことですから、男として嬉しいですよ。今考えれば、あの冷たいEちゃんも貴重だったなって……思い出すとニヤニヤしちゃいます」
初対面の人の前や、初めての場所でEさんが緊張して表情が固くなっていると、今でも水島さんが優しくフォローしているそう。周囲からもお似合いのカップルだと言われ、幸せな毎日を過ごしているとのことでした。
<TEXT/つる>