20代が関心あるのはサッカーより野球「老害ジャパン」は嫌だった?
ちなみに、今回のアンケートは20代以上の男女を対象に、2017年12月8日~2018年5月31日に調査を実施し、集計・分析。性年代別人口とネット利用率に合わせたウェイトバック集計を行っています。
さらに、それとあわせて、該当項目に「興味あり」と回答したユーザーの2018年5月1~30日のPCデータを対象に調査。ログデータをもとに、彼、彼女らが一般層と比べて、よく見ているサイトを分析しました。
国内サッカー観戦好きがよく見ているサイト
国内サッカー・国内プロ野球・海外サッカー・海外プロ野球それぞれのユーザーが一般層と比べどんなサイトを見ているのか調べたところ、共通して上位だったのは、「スポーツナビ」でした。
とりわけ国内外のプロ野球好きからは他サイトに倍近い差をつけて、1位に選ばれていました。また、「Yahoo!ニュース」「日刊スポーツ」などがそれぞれ上位にランクイン。
また、それぞれの関心層ごとの特徴が出ているサイトとしては、国内サッカーに興味がある層は「Jリーグ.jp」、海外サッカーに興味がある層は「Football ZONE WEB」。
また、国内プロ野球に興味がある層はなぜか「日本野球機構」、海外プロ野球に興味がある層は「YouTube」がそれぞれ上位に選出されていました。前者はプロ野球の試合結果の最新速報、後者は海外プロ野球の中継映像、あるいは好プレー動画を見ているのでしょうか。
今回のアンケートでは、サッカーよりも野球好きが男女ともに多いという結果でした。とりわけ20代の若年層にその傾向は顕著のようです。W杯ロシア大会で日本中が盛り上がるなか、新たなファン層を開拓するためにも、日本サッカー協会はネット利用率に合わせたアピールをしてみてはどうでしょうか。
<TEXT/bizSPA!取材班>