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年収2000万円を捨てて…元「キーエンス」のトップ営業マンが独立した理由

学び

独立して感じた「日本の中心」

――起業をしてからは順調だったのでしょうか?

天野:今でこそ日本の課題解決という大きなビジョンがあるのですが、当初は具体的に「これがやりたい」というビジョンがあったわけではないんです。最初に起業したのがFAナビという現在僕が代表取締役会長を務めているFAプロダクツの前身だったのですが、順調にはいきませんでした。

――そこからどのようにして現在に至りましたか?

天野:うまくはいかなかったのですが、この経験を通して日本の製造業が抱えているさまざまな問題を肌で感じるようになりました。一方で、日本の中心というのが製造業なんだということも改めて感じるようになり、ここが元気になってこそ日本という国が勢いを持つことができると確信しました。それが「Team Cross FA」という仕組みに繋がっています。

<取材・文/岡本雄太郎>

編集者・ライター。20代にして既に4度の転職を経験した苦労人。現在は出版社で電子書籍の編集をする傍ら、自らもライターとしてエンタメから法律までオールマイティに執筆。趣味はアニメと漫画とスポーツ観戦。Twitter:@oka_motti

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