都知事選で注目のスーパークレイジー君を直撃「少年院に5年」の意外な素顔
都知事選で嘘がバレてしまった
――当然ながらメディアへの露出も増えるわけですが、ご家族の反応は?
西本:嫁自身は理解してくれているんですけど、嫁の親に嘘をついていたことがバレました。暴走族やってたとか、逮捕暦があるとか。あと嫁の兄ちゃんがワンポイントの小さいタトゥーを入れた時に「出てけ」って言われたのを知っていたので、全身に刺青が入っていることも黙っていたんです。会うときには刺青が見えないよう全身に包帯を巻いていましたね。
――ちなみに何年くらいバレなかったんですか。
西本:10年くらいです。テレビとかにも出ないだろうし、SNSも見ないと思ってたので、今回の都知事選でもたぶんバレないだろうと。でも温泉施設に点いていたテレビにたまたま僕が映っていて……。結局連絡が来て激怒されました。(嫁の親に)「次も出るなら、別れてくれ」って言われてます。
実は“スーパー真面目君”
――「別れてくれ」とまで言われる原因はなんですか。金銭面ですか?
西本:とにかく嘘をついていたことで、本当に後悔しています。仕事についても、常連さんの中に唐揚げ屋さんのオーナーがいたので、その本部の統括マネージャーしてることになってました。「お前、いつも店行ってもいねえじゃん」って言われてましたが、「統括なので、いろいろ回ってます」と。こうなったら(政治活動を)やり続けるしか許してもらえないとも思っています。
――政見放送を見て、実は真面目な人なんじゃないかと思いました。
西本:実は“スーパー真面目君”なんですよ。今回の自分が他の候補者よりも中身がないのは、承知の上。これから内容をつけていけば、もっとできると思っています。真面目になりすぎても期待を裏切ってしまうかもしれませんが。