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「友達は無理!」何でも借りたがる友人に“絶交LINE”を送るまで

暮らし

絶対に貸したくなかったものとは…

 武藤さんが休日、家で過ごしていたときのこと。Sさんから1通のLINEが届きました。貸し借りの話だろうとそれを開いて、武藤さんはがく然とします。

「また貸し借りの話ではありました。でも、今回はそんな簡単なことじゃなくて……。僕の愛犬のタロを貸してほしいと言われたんです。物ならまだしも大切な家族ですよ。貸し借りするようなものではないですし、タロが軽く扱われていることに怒りを覚えました」

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 絶対にタロを貸したくなかった武藤さんは、怒りを抑え、Sさんに生き物は貸し借りするものではないということや、家族をそんなふうに扱わないでほしいと訴えました。しかし、Sさんは引き下がりません。

そんな理由で…?怒りを助長していまう

 どうしても納得しないSさんに、貸してほしい理由を聞くと返ってきたのは「好きな女性が犬好きなのでタロをデートに連れて行ってアプローチしたい」という、武藤さんの怒りを助長するようなものでした。

「信じられなかったです。そこまで常識のないやつだとも思っていなかったですし。しかもタロを自分の犬だと女性に話していたみたいで、『今さら自分の犬ではないと言ったら嫌われてしまう』と言うんです」

LINE

「犬好きの相手ならそんなふうに犬を振り回すことをよく思わないはず」「それに嘘をついて気を引くのはおかしい」とSさんに伝えた武藤さん。しかし、それでもSさんは納得せず、ついに武藤さんはその場で友達を辞める宣言をしました

「説得して理解してくれたらそこまではしなかったと思うんですが、自分の私利私欲のために僕の大切な家族を使おうとする彼が許せなかったです。そのままLINEはブロックし、それ以降彼と会うことも一切なくなりました。僕の判断は間違っていなかったと今でも思います」

<TEXT/つる>

食べること、お酒、音楽、辛いものが大好き。30代になっても派手髪から抜け出せません。外に出るのはお酒が待っている時だけという姿勢を崩さず、今日も適当に生きています

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