コロナ下のカップル旅行がバレた26歳会社員。理由は同僚の密告か
緊急事態宣言中は社員に向けて独自の自粛要請を出していた会社も少なくありません。なかには社員に向けて、“県外移動の原則禁止”という要請よりも重い禁止という通達を出していた会社も多いようです。
当然、社員であれば守らなければなりませんが、そんなのお構いなしと言わんばかりに旅行をしていた人もいるようです。
貸別荘からオンラインミーティング
「私の会社も県外移動禁止でしたが、まさか同じ部署にそれを無視して旅行に出かける人がいるなんて思いもしませんでした」
呆れた様子で話をしてくれたのは、電子機器メーカーに勤める橋永博樹さん(仮名・26歳)。問題の人物は、3歳年上の部署の先輩だったといいます。
「緊急事態宣言の少し前からテレワークだったんですけど、平日は毎日部署内のオンラインミーティングがあり、先輩も参加していました。でも、ある週明けの月曜日、先輩の部屋の雰囲気がガラッと変わっていることを部署の女性社員が指摘したんです。私は言われるまで気づきませんでしたが、先輩も『作業する部屋を変えたんだよ』と答えたため、その話はここで終わりました」
実は、この時点で先輩は埼玉県内の自宅マンションを離れ、交際中の彼女と旅行。長野県内の貸別荘からオンラインミーティングに参加していました。
同僚にも内緒なのになぜバレた…?
もちろん、彼は県外移動禁止の会社のルールを破っていることは自覚しており、別荘に滞在していることは会社の同僚にも内緒。だとすると一体どこからバレてしまったのでしょうか?
「自分のSNSに貸別荘で過ごしていることを投稿していたんです。先輩のプライベート用のSNSで直接つながっている人しか見れないようになっていたから安心していたのかもしれません。
私も部署のほかの方たちも先輩がそのSNSにアカウントを持っていることすら知りませんでしたから。ただ、先輩が以前いた部署の同僚に友達登録していた人がいたらしく、キャプチャした投稿画像を添付して会社に密告したそうです」