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大工さんが「リノベ系TikToker」に。50万回再生された理由を本人に聞く

ビジネス

いろいろな形で収益化を図る必要性が

 そんなCHiPaさんはTikTokに加え、YouTubeチャンネルもはじめたそうです。彼がこうしたネット上で自身の作品を発信するようになったのはここ数年だといいます。では、なぜここまでアウトプットするのでしょうか。

「私は20年近く大工をしてきたので、ものづくりが好きという自負があります。しかし、現在の職人事情はかなり厳しいです。新型コロナウイルスの影響で仕事がストップしたという同業者は少なくないですし、私自身もその影響を受けています。

 それに、そもそも家ってそんなに売れないじゃないですか(笑)。となると、職人もこれからはいろいろな形で収益化を図る必要性があると思うんです」

TikTokとYouTubeを比べて

@chipa.tiktok

お気に入りの作品!!とても喜んで貰えました?##みんなに見せたい動画 ##Custommadefurniture##Orderfurniture##woodworking

♬ anokazenonakade – lol

「TikTokで発信すると、住んでる場所も年齢も違う人からコメントやメッセージが届き、それが仕事につながることもあります。どこから仕事になるかわからない時代なので、高い技術力と“TikTok映え”する動画を持っている職人こそTikTokなどでアウトプットしてほしいですね

 そして、「初めての情報発信のツールとしてTikTokが向いている」と語ります。そこにはこんな理由があるそうです。

「最近始めたYouTubeは、再生数180回が最高だったのに対し、TikTokはアベレージで数十万回再生されています。TikTokのほうが、再生数も、フォロワーも増やすのがラクなんですよ。なので、本当はTikTokだけでマネタイズできるようになりたいのですが、そこはTikTokさんになんとかがんばってもらいたいところです(笑)」

 職人こそ、普段は見せない資産を動画で発信すべき。そんなCHiPaさんのメッセージに触れ、発信してみようと思う職人さんも今後出てくるかも知れません。

<TEXT/TikTok公式note編集部>

【CHiPa】
埼玉県出身、大工歴23年の42歳、Officeや店舗内装、住宅のリノベーションを主に、自分でデザインした、家具やインテリアを制作している。2019年7月にTikTokをはじめ、厳選クリエイターとして活動。現在約1.8万フォロワーで、家具やインテリアの制作動画、DIY動画、などものづくりの動画コンテンツを生み出す。TikTokアカウントは@chipa.tiktok

※この記事は、「TikTok」の公式noteアカウントで5月26日に配信されたCHiPaさんのインタビュー記事を再編集したものです。

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