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コロナで「需要が高まった副業スキル・講座」10選。ただ話を聞くだけでもOK

コラム

 予断を許さない国内の新型コロナウイルスの流行状況。第2波は“あって当たり前”と考えるべきだろう。では、こうした状況下で「働き方」の視点で考える個人の防衛策としてできることは何か?

副業

※イメージです

 新型コロナで雇用を脅かされる人が増える今、かつてないほど副業熱が高まっているという。副業を始める際、手軽さと集客のしやすさから初心者が手を出しやすいスキルシェアサービス。

オンライン化へ対応するためのスキルが人気

 そこではコロナ自粛期間中、一体どんなスキルが人気だったのか、2つの大手サービス「ココナラ」と「ストアカ」の広報に、新型コロナ禍でニーズが高まったスキルや講座を聞いた。

 まずは「ココナラ」。経済活動が戻りつつある今はロゴ制作や集客・マーケティング系のスキルが復活しているそうだが、「緊急事態宣言中はニーズの傾向が違った」と、ココナラ広報・柳澤芙美氏は話す。

「急激なオンライン化へ対応するためのスキルが人気を集めました。特に『動画広告用の漫画制作』『動画の編集やナレーション』『ECサイト向けの写真撮影代行』などが好調でしたね。個人向けだと社会情勢からか『転職相談』が急増しましたし、人と対面で話せないこともあって『ただ相談を聞く』というサービスも人気だったんです」

【「ココナラ」人気急上昇スキル5選】

▼ 動画広告用の漫画制作
YouTubeやSNSの利用率上昇とともに需要が急増

▼ 動画の編集、ナレーション
こちらも急速なオンライン化の波で人気に

▼ 写真撮影代行
ネットショップや通販サイトで使用する写真を撮影

▼ 転職相談
定番のサービスだが、コロナ禍でさらに人気上昇

▼ その他相談系
子育て、移住、インテリアなど、在宅の悩みにマッチ

在宅向けの講座は今後も根強い

 一方、講座を開催して教えたい人と学びたい人をつなぐサービス「ストアカ」ではどうだろうか。広報の十河貴行氏に話を聞いた。

「弊社サービスでも講師・生徒の両方のユーザー数が過去最高の伸びを見せています。在宅需要の高まりと、社会的なオンラインシフトで参入しやすくなったのが理由だと思います。

 人気を集めた講座ジャンルは、そもそも『副業ノウハウを教える系』の講座が注目されました。それだけ副業熱が高まっているのでしょう。ほかにも在宅需要を受けて『料理』や『フィットネス』もぐんと上昇。在宅向けの講座は今後も根強いと思われます」

【「ストアカ」人気急上昇講座5選】

▼副業コンサル系
副業入門ワークショップなど、副業需要の高まりで人気

▼ 料理教室系
在宅で料理を作る機会が増えたことで注目を集めている

▼ 健康系
腸活など、コロナの影響で健康を意識する人が増加したため

▼ フィットネス・ダンス
在宅での運動不足を解消したい影響で急激に伸びた

▼ メイク
定番だがオンライン講座でも相変わらずの人気ぶり

ウィズコロナ働き方革命

「ストアカ」広報の十河貴行氏

【十河貴行】
ストアカ広報。東京大学卒。コンサル業などを経て’17年7月より「ストアカ」で法人事業を担当しながら、広報も務める。自身も「iPhone動画編集講座」を開催している

【柳澤芙美】
ココナラ広報。スキルマーケット「ココナラ」広報・PRリーダー。複数の企業で広報を歴任し、’17年8月より現職。個人のミッションは「世界の不均衡を均衡にすること」

<取材・文/週刊SPA!編集部>

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