夏場のエアコン手入れ。清掃のプロに聞く「こんな症状が出たら注意」
夏を過ごすのに欠かせないのがエアコンです。普段、何気なく使用していますが、なるべく電気代を抑えて長持ちさせるにはどうすればよいのでしょうか?
今回、この悩みに答えてくれるのが、お笑い芸人コンビ、ラフ・コントロールのボケ担当で、エアコンのクリーニング・メンテナンス会社「世田谷クリーン」の代表を務める重岡謙作さんです。エアコン清掃のプロである重岡さんのアドバイスを参考に、今年の夏を快適なものにしましょう。
節約するならつけっぱなし
――さっそくエアコン職人としてのご意見を伺いたいのですが、冷暖房は小まめに切るのと、つけっぱなしにするのとではどちらが長持ちするんですか?
重岡:そこまでは変わらないと思いますけど、つけた時の立ち上げには電気を使用するので、小まめに切るんだったら、つけっぱなしのほうがいいと思います。
――つけっぱなしは、むしろ節約になるんですね! 真夏になると温度を低く設定しがちですが、そのことでエアコンにも負担がかかる、ということはありますか?
重岡:いや、温度を下げることで負担がかかることはないですね。ただ、ホコリがあったりすると、吸う力が倍かかってしまうので、そこでエアコンが無理してしまって、壊れやすくなることはあります。