自宅でできる「頭脳系副業」3選。ラノベ作家、家庭教師etc.
コロナウイルスの影響で収入減に悩まされている人も多いだろう。世界恐慌の足音すら聞こえ始めた今、1円でもお金が欲しいと思うのが正直なところだ。そこで即金性の高い副業を多角的に大調査。その実態を探った!
講師不足で今が狙い目「オンライン家庭教師」
コロナ感染リスクを避けることができると注目を集めるオンライン家庭教師。「需要急増で教える人間が不足しています」とは、副業歴2年の会社員Y木さん(44歳)だ。
「フリーで教えている方もいますが、顧客探しや交渉は面倒なので、私はオンライン家庭教師業者に登録しています。今は週1~2日、高校生相手に計3科目を担当。時給1600円で月6回教えて約1万5000円。時給1500円前後の報酬が安い業者は登録基準が比較的甘いと言われています」
また、教員免許の所有者、塾・家庭教師のアルバイト経験があれば優遇されるとか。
「条件を満たせば、私のような中堅私大出身者でも登録可能です。授業は平日夜を希望する生徒が多く、時間の都合がつけば複数の生徒を教えて収入アップも図れます」
しばらく成長が見込める分野。授業では業者が用意するテキストのほか、ネット上にもフリー問題集があるので準備の手間はない。
コロナ関連なら単価アップ「翻訳業」
一定レベル以上の語学力があれば、挑戦できる副業が翻訳だ。大学時代に留学経験があるU田さん(33歳)は、TOEIC800点程度の英語力と専門性を生かして、翻訳歴2年で月収20万円ほどを得ている。
「通常はトライアルを受けて合格した翻訳会社や、翻訳者の交流サイトを通じて少しずつ仕事が回ってくるようになります。
英語から日本語への翻訳は1文字10円前後が目安で、時給換算すると1000~2000円。初月から1万円以上を稼げる場合もあります。最近はコロナの影響もあり、医学や薬学、特許関連の翻訳仕事が増えていて高単価ですが、翻訳ソフトを駆使しても正確に訳せないので専門知識が必須ですね」
語学力と得意分野がある人には、大きく稼げるチャンスが転がっている。