任天堂「あつ森」で月40万円稼いだ28歳転売ヤー。驚きの手口とは
コロナウイルスの影響で収入減、ボーナス減に悩まされている人も多いだろう。世界恐慌の足音すら聞こえ始めた今、1円でもお金が欲しいと思うのが正直なところだ。今回は大多数の人が眉をひそめるであろう人気ゲーム転売ヤーに話を聞いた。
あつ森関連商品転売で高額な利益をGET!
外出自粛の折、空前のブームとなった「あつまれ どうぶつの森」(以下、あつ森)。その関連商品なら転売アイテムとしても当然人気だ。あつ森関連商品の転売でひと月に40万円を儲けたという保険営業のO塚さん(28歳)が語る。
「任天堂Switchは当初から転売アイテムとして人気が高く、稼げる商材なのは周知の事実。今年は特にキラータイトルの『あつ森』が出たことで追い風が吹いています。あつ森がセットのSwitchは定価4万円ほどですが、2倍で転売できておいしいんです」
子供から大人までハマり、あつ森はトリプルミリオンの大ヒット。その余波が関連商品にも広がり、好きな動物を呼び出せる「amiibo」と呼ばれるトレーディングカードや攻略本も人気なのだ。
110円のカードが1万円以上になることも
「amiibo自体は、3DSで出た前作の時代に発売。これが新作でも使えるとわかり、ファンが推し動物を呼び出すために血眼になって探しています。一枚110円のカードが1万円以上で転売できることもあり、笑いが止まりません」
購入希望のゲームファンにとっては、にわかには許しがたい発言だ。
また、O塚さんは「ゲーム内で集めるアイテムが膨大でネットではまだコンプされていない。だから攻略本も人気。定価の3倍で取引されることも」とも語る。仕入れが難しそうなイメージもあるが……。
「新品販売は抽選のみの店が目立ちますが、実は小型店やゲーム専門ショップなどでは普通に入荷しています。それに新品がダメでも中古がある。運に頼らず足で稼げば1日1台以上必ず手に入りますよ。amiiboは中古店に売られていたりするので、一緒に見て回れば一石二鳥です」
あつ森シリーズは鉄板のロングセラーゲーム。これからも、O塚さんは転売で稼ぐという。
<取材・文/週刊SPA!編集部>