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自宅待機でファミコンにハマった20代男子。衝撃を受けた「クソゲー」は…

暮らし

 新型コロナの影響で、海外駐在員や留学生のなかには現地に留まる選択をした人がいる一方、日本に一時帰国した人も少なくありません。

空港

※画像はイメージです(以下同じ)

 外務省『海外在留邦人数調査統計 令和元年版』によると、駐在員や留学生などの長期滞在者の数は87万6620人(※2018年10月時点)。現在の人数は発表されていませんが、これより大きく減っていることは間違いありません。

一時帰国して実家暮らしになる

 ベトナムの首都ホーチミンに赴任中だった専門商社に勤める高野守道さん(仮名・24歳)も会社の指示で3月に帰国。様子を見たうえで戻る予定になっていましたが、同国は外国人の入国ができない状態(※5月時点)が続いており、再渡航の目途は経っていません。

 日本での自宅マンションは赴任の際に引き払ってしまい、住む場所がなかったため、現在は実家に身を寄せているといいます。

「本社までは2時間以上かかりますが待機中ですし、たまに出社する程度なので大丈夫です。ベトナムの現地法人のスタッフや向こうのクライアントとは連絡を取り合っていますが、今はまだ業務がストップしたまま。大学進学を機に実家を出たので久々に両親と一緒に過ごせるのはよかったですが、1週間も滞在していたらさすがに飽きてきちゃって(苦笑)」

ゲーム機を見つけ、生活が一変

ゲーム

 そんなある日、物置と化していた兄の部屋からファミコンやスーパーファミコンのゲーム機本体、数十本のソフトを発見。電源を入れるとちゃんと動き、これによって自宅待機生活は一変します。

「古いゲームが好きな兄のコレクションだったんです。今は結婚して家を出ていましたが、電話したら『好きに使っていい』と言ってくれたので、毎日ゲームをして遊ぶのが日課になりました」

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