新人OLをストーカーしたのは同期の男!きっかけは研修での何気ない一言
まさかのストーカー犯人の正体は
家族に相談し、帰宅する時は、お父さんに最寄り駅から家まで車で送ってもらうことにします。
「それからは電話も掛かってこなくなったので安心していました。でもある日、自分の部屋に置いていたバッグが無くなっていたんです。窓を見たら閉めていたはずのカーテンが不自然に開いていて……」
警察に調べてもらったところ、パイプを伝って壁を登り、部屋に侵入した人物がいたことが明らかになります。
「近所の建物の防犯カメラの映像などから犯人が判明しました……。総務部に配属になった同期の男性社員でした」
同期の男性社員の勘違いによる犯行
犯人の名を告げられ、杉浦さんはとても驚いたそうです。
「研修中に一度同じ班になっただけで、決して親しくはありませんし、その時以外会話をした覚えもないので、つきまとわれる理由がわかりませんでした」
後に、杉浦さんに執着していた理由が明らかになりましたが、不可解なものでした。
「研修の時に行ったあるレクチャーが原因だったんです。ペアになった相手と話をして、数分間で良いところを探して、それを相手に伝えるというものでした。何を言ったのか覚えてないんですが、私の一言が琴線に触れ、『これだけ褒めてくれているんだから、自分のことを好きに違いない』と思い込んでしまったみたいです」