美人すぎる先輩の“特別な研修”で、メロメロになる新人男子の災難
「あんな美人に構ってもらえたんだから」
「新人たちはみんな本気になりますが、彼女にとっては、あくまでも貢がせるための存在に過ぎません」
そうして泣かされた新人たちに、他の男性先輩たちが掛ける言葉は決まっています。
「おまえはずいぶん貢がされたかもしれないけど、あんな美人に構ってもらえたんだから良かったじゃないか」
一般的に考えて、それだけで済ませて良いのか……という気もしますが。なぜか三倉さんをとがめる上司や先輩はおらず、泣きをみた新人たちと励ます先輩社員の姿は、夏の訪れを感じさせる風物詩になっているとのことです。
<TEXT/和泉太郎 イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)>