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年収1.3億円サラリーマンmotoのビジネスメール術「わかりやすい文章はこう考える」

学び

「CC」で届いたメールに返信して良い?

 また意外と見落としがちなポイントが、参考・情報共有に使う「CC」、他の受信者にアドレスが見えない「BCC」の使い方だ。上司や部下を送信先に含めてよいのだろうか。

「僕の場合は、“誰に見てほしいか”と、“誰を入れておけば戦略的に有効か”を考えるようにしています。基本的にはメールの内容を把握しておいてほしいメンバーをCCに加えていますが、営業戦略上、CCに上司を入れておくことで相手の返信を促せる場合には、上司や社長などをCCに入れたりすることもあります(笑)」

 逆に、CCで受信したメールに反応してもいいのだろうか。

「CCで受信したメールについては、基本的には中身を確認する程度で、文中で指名されたら返信したり、『これは補足すべきだな』と思う場合には、追加でメールを入れたりしています。

 自分のメールや仕事内容に自信がないときほど、CCを入れずに送ることがありますが、結局、後でチームに共有することになるので、できる限り関係者を入れるスタンスで、誰に見られても恥ずかしくないアウトプットを心がけるのが大事だと思います」

フリーアドレスは「Gmail複数利用」一択

gmail断活

 本業以外にも副業、取材など複数の顔を使い分けるmotoさん。そもそも使っているメールアドレスはいくつあるのだろうか?

「現在利用しているメールアドレスは5つですね。本業のメールアドレスが1つ、副業のメールアドレスが2つ、個人で2つの合計5つです」

 ただし、使用しているフリーアドレスはGmailのみだという。

「Google Driveやカレンダーなど、他にも使えるアプリが充実しているので、複数のアカウントを使い分けています」

転職と副業のかけ算

転職と副業のかけ算

「転職アドバイスが的確すぎる!」「motoさんの発言を参考にしたら年収が上がった!」など、各種SNSで圧倒的支持――! 年収240万円の地方ホームセンター勤務から、4度の転職と副業を駆使して年収5000万円を稼ぐようになった「次世代型サラリーマン」の初の著書

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