20代でもタワマンは買える!倉持由香×のらえもん「物件探しはRPGみたい」
倉持:そうなんです、運命共同体っていうか「絶対に2人で返して行こうね」っていう絆は深まったと思います。
のら:連帯債務者の罠で、どちらかが病気やケガをして、“生きてるんだけど働けない”っていう状況が一番大変なんですよね。
倉持:どちらかが亡くなった場合は残債が半分になるんですよね?
のら:そう、亡くなれば債務は半分になるんですけど、亡くならずに寝たきりや鬱で仕事もできずってなってもローンはそのまま。家計としては一番キツい状態になります。
倉持:そ、想像したくないよぉ〜。
のら:住宅ローンの商品によっては、そういう状態になったときに、支払いを停止してくれたり、チャラにしてくれるローンもありますけどね。
家選びは「経験」と「直感」で
――SUUMOで物件を見つけては、仲介業者に会っていったということですが、不動産に無知な者からすると、それすらも何だか怖いんですが……。
倉持:最初はそうなんですけど、何人か会ううちに「あ、この人好きかも」って仲介業者さんが出てくるんです。私はそれで決めてました。なんとなく怪しい人とか、すっごい押し付けてくる人とか、やっぱりいるんですよ。たくさん会ううちに「この人から買いたいな」って思える人が見つかります。
のら:家って仲介業者からではなく仲介マンから買うものだから、業者が零細か大手かって実は関係ないんですよね。結局は人対人だから。
倉持:そうなんですよね。物件自体も、最終的な決め手は直感でしたね。毎年のように引っ越していたときも、内見で部屋に入った瞬間に「あ、ここにしよ」って、直感で決めてました。
のら:賃貸時代を含め、倉持さんはかなりの物件数を見て、いろんなところから情報収集しているから、家を見る感覚が研ぎ澄まされてるんでしょうね。普通の人なら迷いますよ。