新型コロナで「二極化する就活」。泣く学生、笑う学生とは
新型コロナウィルスの影響により、時差出勤やリモートワークなど、働き方改革事案が推奨されるようになってきました。採用の場面でも、合同説明会などのイベントが中止される、面接がウェブ形式になるなど様々な変化が生まれてきています。
突然の中止などで就活生はどのような影響を受けているのか? 現役就活生に話を聞きました。
突然の変更に戸惑いが隠せない…
最初に話を聞いたのは明治大学に通う大松亮さん(仮名・21歳)。
「コロナの影響で説明会が中止されてウェブ形式になったのは正直、足を運ばなくてラッキーくらいにしか思っていないのですが、参加が決まっていたインターンまで中止されたんです。そこが一番痛いですね。
周囲も『進んでいた面接やグループディスカッションがウェブ形式に変わった』と戸惑っています。みんな同じ条件だけど、対面でしか伝わらない魅力とか、迫力とかあるじゃないですか」
OB訪問などで企業の人と話せる機会も減ってしまった結果、「練習不足で本番を迎えそうなのがさらに不安です」と語る大松さん。早期に就職活動を始めて面接慣れしている人や、すでに内定を持っている人が羨ましいそうです。
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