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元欅坂46・今泉佑唯、卒業後初の映画「初めてで分からないことだらけだった」

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 いつも健康的な笑顔が眩しい今泉佑唯さん(21)。女優、ファッションモデルとして活躍している彼女が、初めての映画撮影に挑んだ『酔うと化け物になる父がつらい』が公開になりました。アルコールに溺れる父と、その家族の姿を赤裸々に描いた作品です。

今泉

今泉佑唯さん

 また本作は今泉さんが欅坂46を卒業し、新しい事務所に移籍後の初の作品にもなりました。新たなステージで歩き始めた今泉さんに、映画についてだけでなく、自身の家族の話やこれからやりたいことなどを聞きました。

初めての映画に分からないことだらけ

化け物

(C) 菊池真理子/秋田書店 (C) 2019 映画「酔うと化け物になる父がつらい」製作委員会

――欅坂46を卒業後、初の映画ですね。

今泉佑唯(以下、今泉):撮影としては映画への出演自体、この作品で初めてだったんです。お芝居もほとんど触れたことのない状態で、分からないことだらけでした。でもクランクインから重要なシーンで。

――そうだったんですね。どういったシーンだったのですか?

今泉:物語の後半にあたる、松本穂香さん演じるお姉ちゃんとふたりでご飯を食べながら話すシーンです。うまくできなくて何度も繰り返すことになってしまって、すごく足を引っ張ったと思います。

――どう乗り切ったのですか?

今泉:松本さんが「時間とか全然気にせずに、集中してやっていいよ」と言ってくれたんです。そこから少し楽になりました。

映画は「絶対に父に見せないと!」

今泉

――アルコールに溺れる父(渋川清彦)とその家族を描いた物語で、今泉さんが演じたのは主人公サキちゃん(松本)の妹フミちゃんです。最初に脚本を読んだときに感じたことは?

今泉:自分の父のようだと思いました(笑)。私の父もすごくお酒が好きなんです。

――え! それって取材でお話しても大丈夫なんですか!?

今泉:大丈夫です(笑)。さすがにこの映画ほどひどくはないです。でも飲むと楽しくなっちゃって記憶をなくすタイプなんです。それで家族にも迷惑がかかったりと、似ているところがあるので、これは映画ができたら「絶対に父に見せないと!」と思いました。

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