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災害で大停電…に備える「バッテリー&充電ラジオ」6選

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3:手回し充電ラジオを「回しやすさ」で選ぶなら

ソニー

ソニー 「ICF-B99」(税込10175円)

 災害時には情報源としてラジオが活躍する。また、停電時の明かりを確保するためのライトも必須だ。平時であれば、「radiko」などのラジオアプリや、スマホに搭載のライトを使うことができるが、バッテリーが貴重な存在となる状況では、これらは極力使用を控えたい。

 そこで用意しておきたいのが、ラジオとLEDライトを備え、スマホなどを充電できるバッテリーの役割も兼ねた手回し充電ラジオだ。

 ソニー「ICF-B99」は、そのなかでもハイエンドモデルといえる製品。内蔵電池もしくは乾電池からスマホに充電でき、内蔵電池の残量が少なくなった場合でも、本体に搭載されたハンドルを使った手回し発電によって充電が可能だ。

 手回し充電ラジオ自体は古くから存在する製品で、筆者もいくつかの製品を試してきたが、このモデルはハンドルを回したときにムダな力が入らずスムーズに回せる構造になっている点が優れている。

 発電量は1分間の回転で通話1分相当と決して大きくはないため、通常のモバイルバッテリーの代用とするのは厳しいが、最低限の連絡を取りたい状況では役立つだろう。

 また、本体上部にはソーラーパネルも搭載。こちらはラジオ・ライト用となり、スマホ充電はできないものの、併用することで限られた電池を有効に利用できる。

4:コスパ重視なら約3000円の手回し充電ラジオ

アイリスオーヤマ

アイリスオーヤマ「手回し充電ラジオライト JTL-23」(税込3146円)

 できるだけ予算を抑えて防災用品を準備したいなら、より低価格の製品も存在する。アイリスオーヤマの手回し充電ラジオは、約3000円でスマホ充電、ラジオに加えて緊急用のサイレンを備えていることが特徴だ。

 450mAhの内蔵電池は、コンセントなどからあらかじめ充電しておくことも可能。また、手回し発電で内蔵電池を充電して、そこからスマホを充電したり、直接手回しでスマホを充電したりできる。

 本体重量185gと軽量コンパクト、防災袋の隅に入れても荷物にならないので、最低限の備えとして用意しておきたい。

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