スマホ撮影が激変!売れ筋「スマホ用レンズ」3選を比較してみた
高倍率すぎると用途が限られる
続いてマクロレンズ。被写体から数センチの距離まで近づいて撮影する。
25倍のSELVIMは、フィギュアの質感や表面についたホコリがわかるほど。インパクトは大きいが、写したいもの全体が収まらないなど、高倍率すぎるがゆえに用途が限られてしまうかもしれない。
15倍のActyGoや、おそらく同程度の倍率のOYRGCIKは、その点では使い勝手のよい倍率だと感じた。フィギュアやミニチュアの撮影なら、このくらいがよさそうだ。
SNSの写真を少しだけグレードアップ
今回試した製品のなかで、3種類のレンズがいずれも及第点だと感じたのは「ActyGo」だ。
高性能なカメラを備えたスマホと同レベルというわけにはいかないが、SNSに投稿する写真のクオリティを少しだけ上げたい場合などには活用できるだろう。
なお、レンズをスマホににきちんと密着できるかどうかで写真のクオリティが大きく変わるので、レンズとの間にスキマができてしまう場合は、クリップを挟む方向を変えたり、カバーを外したりしてみるとよい。
<TEXT/酒井麻理子>