世帯年収1000万円・20代夫婦が「車が欲しいと思わない」理由
カーシェアリングを利用したことも
そんな大森さんですが、妻が結婚後に免許を取得したのを機に月に数回、カーシェアリングを利用していたそうです。
「そのカーシェアリングも、土日は予約ができない日が続きました。月々の会費を払っているにもかかわらず、利用したくてもできない状況に不満が溜まって解約することに。
そうすると運転する機会がなくなるので、またペーパードライバーに逆戻りしてしまう。この状況から車を買おうという気持ちにもなれないですね……」
カーシェアリングは、車を持たない人でも気軽に運転できることから、認知度の高まるとともに、予約の取りづらさがネックになることもあります。
車よりも優先順位が高いものがある
ローンの返済、ガソリン代、駐車場代、税金、保険、車検など、車を保有すると、とにかくお金がかかります。それも「あえて車を買わない生活」を選ぶ理由なのだとか。
しかし、大森さんの家庭は共働きで、世帯年収は1000万円ほどあるそうです。それだけ収入があれば車を購入しても生活できるのでは?
「できないことはないですが、僕自身、特段車が好きというわけでもないんです。どちらかといえば、おいしいものを食べに行ったり、家族で旅行に行ったりするほうにお金をかけたいです。実際、年に1回の海外旅行と、2か月に1回の頻度で国内旅行ができています」
車があれば手軽に家族で国内旅行にも行けそうですが、大森さんにはほかの使い道もあるとか……。