bizSPA!

世帯年収1000万円・20代夫婦が「車が欲しいと思わない」理由

暮らし

 交通網が発達している都市では、車がなくても十分に生活ができます。電車通勤なら、運転する機会は土日くらいなので、車を買わない人も多いです。

車

※画像はイメージです(以下、同じ)

 東京近郊で、共働きの妻と4歳の男の子の3人で暮らしている大森隆さん(仮名・29歳)もその一人。都内ではないため、周囲の世帯は車の保有率が高いそうですが……。

「うちは車を買っていません。学生時代に運転免許を取得して以来、ずっとペーパードライバーですし、車がなくても生活できます。」と言います。詳しく話を聞きました。

車がないほうがコスパが良い

 大森さんが住む住宅地は、都内のように地下鉄やバスが多いわけではありません。バスや自転車で移動して、なんとか生活できているそうです。

「自転車とバスで8:2くらいの割合でしょうか。雨の日や体調を崩して病院に行くときなどはバスを利用しています。

 ただ、そうしたショッピングセンターや病院に行くバスは本数が多くないので、やはり車があると便利だろうなとは思います。不便ですが、何とか生活できているんです」

 また、外出先でバスの時間を常に気にしなければならないこともデメリットだとか。家族が高熱などでバスに乗るのも難しいときはどうしているのでしょうか?

タクシー移動なら月に1万円以内

「そういうときはタクシーを利用しています。大雨や強風で自転車に乗れなかったり、行き帰りのバスの時間が合わなかったりするときもタクシーです。

 利用頻度や行先にもよって金額が変わりますが、月にかかるタクシー代は5000~1万円くらいでしょうか。そう考えると車を購入するよりも圧倒的にコスパがいい」

 確かに、ガソリン代やローンの返済など車にかかる月々の出費を考えると、この金額は魅力的に思えます。

おすすめ記事