花粉症?“寝起きの鼻づまりを”、一発で解消する方法を医師に聞く
悪化する前に病院でアレルギー検査を
花粉症の項目に多く当てはまった人は病院でアレルギー検査を受けることをおすすめします。
自分が花粉症なのか、スギやヒノキ、イネ、ブタクサ、どの植物にアレルギー反応を起こすのかがわかりますよ。値段は保険適応で4000円ほど。
症状がひどくなる前に早めに病院に行って、適切な対応をするようにしましょう。
市販の「ワセリン」が対策にも
ワセリンを鼻のまわりに塗るだけで花粉症対策ができる、という噂を聞いたことはありませんか? この噂、あながち間違いとも言えないんです。
ワセリンを「鼻の入り口」「目の周り」に塗ると、ワセリンに花粉が付着して、粘膜への侵入を防ぐ効果が期待できます。また鼻をかみすぎて鼻の下が荒れてしまったときは、ワセリンを薄く塗ることで、皮膚を保護する効果も。
塗る際はあくまで皮膚にとどめ、粘膜に入り込まないように注意して。特に「鼻の入り口」に塗るときは、綿棒を使ってサッと塗りましょう。
マスクやスプレーを併用すると◎
ちなみにワセリンにはさまざまな種類があります。石油が原料となっていて、精製度が高い順に「サンホワイト」「白色ワセリン」「ワセリン」とあり、どれも市販で購入可能。
効果には大きな差はありませんが、感触は異なるのでお好みで選んでください。マスクやメガネを併用すると、効果が最大限に発揮されます。
近年、イオンを顔に吹きかけて、花粉をブロックするスプレーなども発売されています。ワセリンとスプレーを併用してみてもよいでしょう。