鼻づまり解消法③ ツボを押す

　最後がツボを押す方法です。鼻づまりに効くツボはいくつかありますが、一番のオススメが小鼻の脇の迎香（げいこう）と呼ばれる箇所。

　人差し指で1分ほど押せば、次第に鼻の通りがよくなってきます。

絶対にやってはいけない鼻水の止め方

　次に、やってはいけない鼻水の止め方を紹介します。

　鼻づまりのときに点鼻薬を使う方も多いでしょう。鼻の通りが良くなるので1日に何回も使いたくなりますが、使い過ぎは絶対にNG。

　鼻の粘膜の腫れを招き、効き目が弱くなるだけでなく、薬物性鼻炎という別の病気になる恐れがあります。原因は点鼻薬に含まれる血管収縮剤です。使用はほどほどにしましょう。

　どうしても使いたい場合は、用法・用量を守って正しく使用するか、医師が処方した点鼻薬を使ってくださいね。

鼻にティッシュを詰めてはダメ

　まずNGなのは鼻にティッシュを詰める方法。ティッシュで鼻の穴を塞ぐと、アレルゲンを追い出そうとしている鼻水をそのまま鼻に残してしまうことになります。

　さらにティッシュを詰めることで鼻の血管が切れて出血したり、口呼吸になることで喉を痛めて風邪の原因になったりしかねません。

　また、美容やオシャレのために鼻毛を脱毛する人がいますが、やりすぎは注意が必要。特に花粉症の人は控えたほうがベターです。

　鼻毛は、鼻の奥に異物が侵入するのを防いでくれる大切なもの。もちろん花粉も同様です。鼻毛は入り口付近をカットするくらいに留めましょう。