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総フォロワー数85万超!人気モデルに学ぶ「SNS時代のブランドづくり」

暮らし

新ブランドの背景にある苦渋の決断

 今回、新しいブランドであるSisterhoodを立ち上げた理由について「どんな女性でも着られて、ファッションをいつまでも楽しめるブランドを作りたかった」と語る。

「コンセプトの中に、“どれだけ大人になっても、自分のすきなもの、 心からときめくものに常に囲まれていたい“というメッセージがあるのですが、私が年齢を重ねるにつれ、周りにいる知人やファンの女性は周囲の目を気にするようになったと感じています。

 会社や異性などを意識し、コンサバティブなファッションで収まろうと考える全ての女性に、もっと自分の好きな服を着てワクワクしてほしいというのを伝えたかった。

 重要な仕事を任されたり、結婚を考えたりと色々悩める女性の味方でいたい、寄り添っていたい。そのような想いからブランドを立ち上げました」

青文字系の雑誌が次々と休刊した

瀬戸あゆみ

 実は、Sisterhoodの前に、瀬戸さんは「Aymmy in the batty girls」というブランドを運営していた。彼女の代名詞とも言えるアメリカのポップカルチャーを彷彿とさせたデザインが人気を博し、企業とのタイアップ商品の販売やラフォーレ原宿での路面店を展開していたが、昨年の11月にクローズしている。

 青文字系の雑誌が次々と休刊し、雑誌からSNS起点の販売に変わったことによる売上の減少が直接的な理由かどうか尋ねると――。

「利益自体はそれほど考えていなく、売上重視で『Aymmy in the batty girls』は運営していました。企業のタイアップや人気キャラクターとのコラボによって、認知度は上がりましたが、ファッション感度が変わってきたのがブランドクローズの理由です」

 ある意味、苦渋の決断ともなったブランドクローズだが、周囲の女性のファッションに対する感度が違ってきていることを察して、新たな決意を胸に立ち上げた今回のSisterhoodにかける想いは熱い。

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