総フォロワー数85万超!人気モデルに学ぶ「SNS時代のブランドづくり」
憧れの人に会うことが何より大切
「百聞は一見にしかず」というように、実際に興味関心のある場所に行ったり、人に会いに行ったりすることで、自分が好きなもの、楽しく感じるものを探す努力をすることが、ひいてはセルフブランディングをする上で重要になってくるのかもしれない。
最近では、若い世代を中心に「#タグる」というハッシュタグ検索を通して情報収集し、自分が欲しいファッションアイテムや流行をキャッチする流れが来ている。SNSを駆使すれば、ありとあらゆる情報が手に入る中、瀬戸さんは「人と実際に会って交流する」重要性を説いた。
「SNSを開けば、おしゃれだなと思う人、可愛くて憧れる人がどんな着こなしをしているのか、どういう場所に普段行っているかのライフスタイルをチェックできます。なので、ブランド作りをするなら、SNSでの情報発信の仕方やファッションを真似てみることは簡単に始められると思います」
コミュニティも運営していく
「ただ、センスを磨くためには実際に会うことが大事。会った時の空気感やしゃべり方、ちょっとした仕草などはその場に居合わせないとわからないもの。私は、アメリカのポップカルチャーが好きなことから、LAに行って本場のポップカルチャーを体感し、インスピレーションを得ました。
モデルでも起業家でも憧れの存在の人がいるなら、まずは会いに行って吸収した方ほうがいいと思います」
瀬戸さんが新しく立ち上げたアパレルブランド「Dear Sisterhood」(以下、Sisterhood)」では、“SISTERS”と題したコミュニティも運営していく。SNS上の繋がりだけではなく、リアルな場での繋がりが生まれることで、共感し合える仲間との出会いや新しい価値観に触れることができるだろう。
「コミュニティ限定の鍵付きインスタアカウントに招待し、Sisterhoodのファッションを身にまとって参加できるイベントを企画予定です。春にはピクニックに行ったり、夏には映画ナイト、秋には料理教室を開いたりと、参加者全員が楽しみながら交流できるコンテンツにしようと考えています」