突然の訃報に世界中が衝撃。コービー・ブライアントが築いた軌跡とは
色褪せない栄光、世界中で悲しみの声も
シーズン優勝は5度を数え、個人としては2度の得点王を獲得。さらにはNBA記録となる18年連続オールスター選出をはじめ、歴代2位の1試合81得点、史上4位となる通算3万3643得点など、数々の記録を打ち立てた。
この世を去ることになるヘリコプター事故の数時間前、自身の生涯得点を上回ったレブロン・ジェームズに対し、SNSを通じて祝福している。それが生前の最後のメッセージとなったという。
不慮の事故から数日が経つものの、世界各国でその功績を知る人々がさまざまな形で哀悼の意を示している。NBAのゲーム内だけでなく様々な舞台において、背番号だった「8」と「24」の数字を用い、英雄が居なくなった悲しみを表している。
そしてそれらの想いは今後、さらに大きくなっていくはずだ。コービー・ブライアントはそれほどまでに偉大なプレーヤーだった。彼が残したコート内外での軌跡は決して色あせることはないだろう。
<TEXT/佐藤文孝>