お酒に酔っているとき、頭に浮かんだ人に無意識でLINEや電話をしていた、という経験を持つ人は少なくないはず。

酔っ払ってのスマホは危険がいっぱい…※イメージです

　相手が冷静な分、酔ったテンションで絡んでしまったことに後悔する人も多いでしょう。今回は、そんな酔っ払いLINEを送られた側のエピソードをご紹介します。

半年前に別れた元カノから突然…

　販売系の会社で働く葉山浩一郎さん（仮名・26歳）は、彼女と半年前に別れて以来、女性との出会いもなく仕事に明け暮れる毎日を送っていました。そんなある日、仕事から帰って自宅でゆっくりしているとある人から突然LINEが届いたのです。

「半年前に別れた元カノから、23時頃に突然LINEが来たんです。彼女とは悪い別れ方をしたわけではないのですが、別れて以来一切連絡をしていなかったので驚きました」

　久々に元カノのAさん（25歳）から送られてきたLINEの内容は「元気―――？」「Aだよ！」など、テンションの高いものばかり。困惑した葉山さんは、とりあえず軽く返信をして様子を見ましたが、その後返信がくることはありませんでした。

記憶なしの酔っぱらいLINE

　翌日仕事をしていると、またもやAさんからLINEが来ました。内容は、昨日のLINEは酔っ払って送ったもので記憶がない、申し訳ないという謝罪だったといいます。

「付き合っていた頃はたまに一緒にお酒を飲む程度で、記憶をなくすような彼女を見たことがなかったので、意外すぎて…でもかなり反省した様子でしたし、『気にしないで』と返してLINEのやり取りは終わりました」

　これ以上Aさんと連絡を取ることがないだろうと思っていた葉山さんでしたが、すぐにその予想を裏切られることになります。数日後、また自宅でくつろいでいた葉山さんのもとに、Aさんから大量の酔っぱらいLINEが送られてきたのです。