仕事効率をアップする「タスク管理ツール」5種を比較した
ジェスチャーですばやく操作できる
iPhoneおよびiPad、Apple Watch向けに提供されているタスク管理アプリが「Do!」。ユニークな点は、タスク上の任意の場所をダブルタップすればタスクを完了できることにある。
多くのタスク管理ツールの場合、タスク左端のチェック欄をタップして完了するが、このアプリはタスクが表示されている部分ならどの箇所でも反応するので、操作がラクだ。
また、タスク登録時にペンで紙に書き込む音、完了時に紙を破り取る音が鳴る仕様になっている点もおもしろい。完了時にクシャッと音が鳴るのは意外と達成感がありクセになる。
フォントの種類やサイズを変更できるほか、アプリにパスワードロックを設定できたり、データをDropboxにバックアップしたりも可能など、細かい点にも配慮されたアプリだ。
単画面完結でとにかくシンプル
「ToDoリスト」は、iPhoneおよびAndroid版アプリで提供されているタスク管理ツール。このアプリの特徴は、ともかくシンプルな点にある。
タスクに期限を設定する機能はなく、他のアプリのように複数のリストを作成することもできない。1枚のリストにタスクを登録していくだけのシンプルな仕様だ。
期限の日時にあわせて通知をすることができないので、絶対に忘れたくないタスクを管理するような使い方には向かないが、紙のメモのような感覚でタスクをシンプルに管理したい人には適しているだろう。
なお、タスクには目印として色をつけることが可能。全6色を設定できるので、重要度などに応じてざっくり分類することもできる。
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タスク管理ツールは、どれも同じように見えて意外とツールごとに個性がある。自分に合ったタスク管理ツールを選んで有効に使いこなすことで、やるべきことを効率的に管理できるようになるはずだ。
<TEXT/酒井麻里子>