横浜の新名所、京急ミュージアムが開館。中川家礼二「夢のよう」
運転台を再現したバスネットワーク
バス運転台を再現したコーナー。デジタル方向幕の行先などが22コマ(フルカラーLED6コマ、3色LED16コマ)用意されており、行先などを選択できる。
運転席ではドアの開閉音、車内放送が鳴動する。後方には停留所のほか、下車用の押しボタンがあり、昭和から平成初期にかけて使われたものと思われるなつかしいものから、現代仕様までそろう(鳴動するのは現代仕様のみ)。子供のほか、バスファンなどが楽しめるほか、バスの運転士を目指す方にとっても、予備知識を入れるのにちょうどいいコンテンツといえる。
のちに囲み取材で、中川家礼二さんは「意外と子供が喜ぶんですよ。ハンドル握って、運転できるというのは」(注、バスにシミュレーション機能はないが、前方に映像が映し出される)と絶賛していた。
マイ車両工場-オリジナルデザインの工房-
おもに子供を対象とした“工房”で、1回1000円で制作できる。スタッフから京急の車両について講義を受けたのち、クレヨンや色鉛筆を使い、オリジナルデザインを描く。
描いたあと、係員がプリンターを使いシールを作成し、用意されたプラレールの車両に貼って、できあがり。台座に載せ、専用の箱に入れて持ち帰る。この先にはトイレ、授乳室があり、特に前者の男性用、女性用は駅員を模したピクトグラムが秀逸だ。
ケイキューブ(屋外展示)
京急ミュージアムの屋外にある電車をモチーフとしたキューブ型の椅子。“館内と外をつなぐ展示物”という役割を担う。