「風邪でもないのにマスク」する若者は、40代から見て不快か?
今年は比較的暖冬ではありますが、周囲でも「インフルエンザ」の声が聞こえてくるようになりました。インフルエンザの対策といえばマスク。街中などでもマスクをつけている人は少なくありません。
しかしマスクの着用に厳しい声があることもご存知でしょうか? 2019年12月にイオングループで「マスク着用原則禁止」の通達されたことがニュースにもなった通り、特に接客業では従業員がマスクを着用することに不快感を示す人もいるようです。
なぜマスクをしてはいけないのでしょうか? この問題を検証すべく、20代の男女100名と40代の男女100名にそれぞれにマスクに関するアンケートを行いました。
20代のマスク着用は「予防」か「スッピン隠し」
では、まず20代の意見から。
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Q. 風邪を引いている時以外でマスクをつけることはありますか?(20代の回答)
はい 70%
いいえ 30%
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「はい」と答えた人の多くはやはり「予防」を理由にしています。「風邪予防のため」(29歳・北海道・女性)「インフルエンザ予防やハウスダスト対策のため」(25歳・奈良県・男性)「乾燥対策」(29歳・東京都・女性)など、予防はもちろん、そもそもの原因となる乾燥やハウスダストの対策として、マスクを着用する人が多いようです。
ほかには「周りに感染させないため」(27歳・兵庫県・女性)「人にうつすと悪いから」27歳・新潟県・女性)といった、現在は症状が出ていなくても「もしかすると、うつすかもしれない……」という配慮から着用する人もいました。
次に多いのが、「スッピン隠し」(28歳・鳥取県・女性)「ニキビやクマを隠す為」(29歳・埼玉県・女性)といった、顔を隠すことを理由にした意見。
特に女性のみで「肌荒れがひどくて化粧ができないときなどに、顔を隠すため」(22歳・岩手県・女性)や「休日にちょっとコンビニに出かけるとき、化粧するのもめんどくさいのでマスクをしてコンビニに行く」(25歳・北海道・女性)時、マスクを着用するようです。
意見の大半は「予防」か「スッピン隠し」でしたが、「寒さ対策のため」(29歳・大阪府・男性)という冬ならではの意見もありました。