学歴、コネ、スポーツ…キャリアのプロが選ぶ「就活に有利な属性」7つ
― 連載・20代のキャリア開発ラボ ―
求人・転職ポータル事業と新卒向けキャリア支援事業を行っている吉田敬悟です。新卒就活・転職など“キャリア開発”に関するノウハウを伝えるこの連載。
最終回である今回は過去300名弱の一般就活生を大手内定に導くなかで見えてきた「就活に有利な属性」を7個挙げていきます。
もちろん、これらの要素だけで内定を決めている企業はないでしょうが、1つ持っていれば多くの企業で評価が一歩抜きんでるのも事実です。
さらに、これらの属性を複数個あわせ持つ学生は、よっぽどコミュニケーション能力や論理的思考力が無い場合を除いて、多くの大手企業でかなり有利に駒を進められるでしょう。
それではさっそく順番に見ていきたいと思います。
1. 有名スポーツの体育会系一部リーグ所属
まず1つ目は王道、体育会の学生です。
無論、ストレス耐性や素直さの根拠と成り得るこのスペックは、高評価となります。ただ、昔に比べたらすべての体育会系の学生が評価を得るということも無くなってきました。
これは、バブル景気のような、モノを作れば売れていたに時代は、ひたすら数を追えるスタミナが重視されていたのに対し、モノが売れない現代では売るためのコンサルティング能力が重視されるようになったためだと考えられます。モノの提供ではなくて価値の提供が求められているということですね。
要は、ただ激しく行動するだけではなく、頭を使う事も強く求められ始めたということです。とはいえ、一昔前の名残で、やはり一般学生に比べてまだまだ評価は高い属性といえます。