アイドルと学業を両立させた「高学歴アイドル」5人。東大、早慶、ICU…
3:竹内美宥(元AKB48)→慶應義塾大学
2009年にAKB48のオーディションに合格し、2018年のグループ卒業までAKB48のメンバーとして活動した竹内美宥さん(23)。
竹内さんもアイドル活動と並行しながら受験をし、2013年に慶應義塾大学環境情報学部入学を果たしました。
学習塾「早稲田塾」の卒業生でもあり、WEBインタビューでは、高校の先輩が慶應SFCに合格したことをきっかけに「学問の枠に縛られず、自分のやりたいことを学んで、極められる環境があると知って、すごく興味を持った」と語っています。自身の活動と関連し、音楽や心理学の授業を中心に履修していたそうです。
竹内さんは2018年に日韓同時放送のオーディション番組『PRODUCE48』に出演。デビューメンバーには残れなかったものの、自作曲を披露し、高い歌唱力で鮮烈な印象を残しました。同年にAKB48を卒業すると、俳優の大谷亮平さんなどが在籍する韓国の芸能事務所「MYSTIC STORY」に所属。
2019年7月に予定していた韓国でのデビューは、日韓関係悪化のため一時延期に。しかし、10月には、80年代のシティポップにのせて、相手への想いを歌ったソロ曲「My Type」で、念願の韓国デビューを果たしています。
4:寺嶋由芙(元BiS)→早稲田大学
2011年から2013年までの約2年間、アイドルグループ「BiS」のメンバーとして活動した寺嶋由芙さん(28)。「ゆっふぃー」という愛称でファンから親しまれた寺嶋さんは、早稲田大学文学部在学中にアイドル活動を開始。
スクール水着衣装や全裸PVなど、過激なパフォーマンスやコンセプトで話題となったBiSでは優等生担当として人気を博したほか、中学校と高等学校の教諭免許を持っている知性派としても知られています。
そんな彼女は「ゆるキャラグランプリ」の司会を5年連続で務めるほど、大のゆるキャラ好き。卒業論文に選んだ議題は「物語としてのゆるキャラ論」。ゆるキャラを好きになった背景には、ファンとの距離感や存在がアイドルと似ているから、という“アイドル愛”に溢れた理由があるそうです。
現在はソロとして活躍し、浅草にあるプロマイド専門店「マルベル堂」が月初めに出している売り上げランキングでは、2019年7月に西城秀樹さんを抜いて1位を獲得したことでも話題になりました。