どんな仕事でもうまくいく、たった1つの重要なアクション
こんにちは、戦略コンサルタントのShinです。今日は「あなたを成長させ、成功に導く重要なアクション」についてお話しします。
「成功に導く重要なアクション」って、いったいなんだと思いますか? 少し考えてみてください。
あなたを成長させる、シンプルな行動習慣
考えてみた結果、おそらく以下のようなアイディアが出てきたのではないでしょうか?
・たくさん本を読むこと?
・英語を勉強すること?
・プログラミングをマスターすること?
・副業を始めること?
・貯金ではなく投資を始めること?
・大勢の成功者に会うこと?
・コンサルティングファームに就職すること?
・市場価値が高い資格を取ること?
どれも間違いではないですし、これらのどれかをやったことで自分の実力を大幅にアップさせたり、収入を増やしたりする人もいるでしょう。
しかし、今日ぼくがお話ししたいのはこれではありません。もっとシンプルなものです。シンプルではありますが、簡単ではないかもしれません。
――それは、「人を助けること」です。「なんだ、そんなことか」と思われたかもしれません。「人を助けるのが大事、なんてのはもう耳にタコができるほど聞いてるよ」という人もいるかもしれません。
それでも、ぼくは再度強調したいのです。人が困っていたら、助けてあげる。人のためにできそうなことがあれば、積極的にしてあげる。この行動習慣がついているかどうかで、仕事やプライベートの充実度は天と地ほど差が出るのです。なぜでしょうか?
人を助けると得られる「高度なスキル」
なぜ、「人を助ける」というとてもシンプルな行動をするかどうかで、そんなに多くの違いがでるのでしょうか? 1つ目の理由は、「ダイナミック(動的)な問題解決機会をたくさん積めること」です。
人の悩みは、一見、同じように感じるかもしれませんが、実は千差万別です。この場合は「これをやればいいよ」というテンプレート当てはめでは、その人が抱えている問題を満足いくレベルで解決することは難しいのです。
もちろん、そのトピックにおける専門知識を持っていることは大事ですが、それに加えてその人の悩みをしっかりと聞いて引き出すスキルや、その話を抽象レベルにあげて整理するスキル、本質的な原因を特定するスキル、具体的アクションを定義してあげるスキルなどが求められます。
いずれもその原因を根本から解決するための高度なスキルセットです。キャリア業界で「コンサルティングファームは成長できる」とよく言いますが、その理由も、お客さんからの日々持ち込まれる悩みを解決すること自体が仕事であるからなのです。
人の悩みや困りごとを解決する、というのは、別にコンサルタントだけの特権ではありません。「周りの人を助ける」と決めたすべての人にそのチャンスがあります。そして、それをやり続けていると、いつの間にか先述のスキルセットを自然と身に着けられ、どんな仕事でもうまくいくようになっていきます。