あの芸能人の意外な「20歳の頃」 マツコ、坂上忍、HIKAKIN…
坂上忍:20歳で演じたのは人気漫画の主人公
いまや情報バラエティ番組『バイキング』での“毒舌MC”がすっかりお茶の間に浸透している坂上忍さん(52歳)。
もともと子役出身の俳優ですが、実は19歳までの2年間は音楽の道に進んでいたといいます。20歳で再び俳優業に専念した彼が出演したのは、人気野球漫画『タッチ』のミュージカル版。役柄は上杉達也・和也役(一人二役)、ちなみに浅倉南役は当時16歳の売れっ子アイドルだった工藤夕貴さんでした。眉間にシワを寄せながら軽妙にトークをまわす姿からは想像ができませんが、当時の美青年ぶりからすると適役だったのでしょう。
その頃、私生活では、新宿2丁目にハマり、毎晩のように飲み歩いていたという坂上さん。2016年7月放送の『坂上忍VSトンデモ女~お前の正体暴いてやる!』(AbemaTV)では、「俺も若かったから、そちらの世界の人からはよくモテた」と語っています。
また、ギャンブル好きとしても知られており、年末に「その年稼いだお金を全額競艇につぎ込こむこと」を20歳から続けているとか。2016年10月放送の『しゃべくり007』では、「昨年は6000万円すった」と衝撃の告白をしていました。
安室奈美恵:人気絶頂の中、1年間の産休
2018年9月に芸能界を引退した歌手の安室奈美恵さん(42歳)。
1997年、すでに大スターだった彼女は非常にドラマチックな20歳を迎えました。誕生日直前の2月19日に発売されたシングル「CAN YOU CELEBRATE?」は累積売上229.6万枚となる大ヒット。安室さんのファッションやメイクを真似る“アムラー”が流行するなど社会現象にもなりました。
そしてその年10月にはTRFのSAMさんとの結婚と妊娠を電撃発表。紅白歌合戦を最後に産休期間に入り、なんと1年後の紅白歌合戦で復帰。
安室さんは2018年6月放送の『ニュース・ウォッチ9』で、「1年休んだ時は不安も焦りもあったけれどもすごく大切な1年だったと思います」と振り返っています。
今ほど育休や産休制度が世間に浸透していなかった当時としては、子供を育てながら職場復帰を目指す女性たちを勇気付ける出来事だったといえるでしょう。