社長が学生をどなる、無給労働「悪質インターン先」の見分け方、女子大生社長に聞く
失敗から学んだからこそ今がある
――朝比奈さんが過去、目撃した中で注意したほうがいいと気づいた会社の印象を教えていただきたいです。
朝比奈:私としては、第一印象で少しでも違和感を持ったら注意したほうがいいと思います。事前の説明で、学生側のデメリットの部分を話してくれず、実態より良く見せすぎている会社も意外と多いです。
他にも「人が少ないんだよね」「お金、足りてないんだよね」などと言い訳が多い会社にも気をつけたほうがいいと思います。
――朝比奈さんはトラブルがあってもなぜ仕事をしようと思ったのですか?
朝比奈:私自身、仕事が好きだったからです。だから、仕事を100%の力でやり切って最終的に未払いになりかけた時はとてもショックを受けるし、精神的にはすごくすり減りますした。
ですが、今では大抵のことが事前に防げるようになったので、若いうちに失敗も経験をしておいて本当によかったと思います。
<TEXT/梶山悠莉彩>
【朝比奈ひかり】
1998年千葉生まれ。#女子高生カメラマンという肩書きでHRやKADOKAWAなどでライターや、映画の試写会カメラマンを経験。その後、昭和女子大学在学中の2019年8月に「株式会社ネオレア」を創設