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就職の面接に応用できる心理学のテクニック4つ

学び

④ クライマックス法/アンチクライマックス法

面接 就活

 相手に何か説明したり、また相手を説得しようとする場合の説明の仕方として2種類に分けられます。それがクライマックス法とアンチクライマックス法です。

・クライマックス法…最後に結論を伝える
・アンチクライマックス法…最初に結論を伝える

 面接において、自身の経歴を話す際は基本的に「アンチクライマックス法」がオススメです。最初に提示する結論の内容よっては、相手を一気に引き込むことができるかもしれません。

 僕ならお笑い芸人というワードがあるので、自己紹介などによく使います。ワードによってはハードルが上がりすぎることがあるので注意が必要です……。

 ちなみに男女で使い分けると良いとも言われており、一般的に男性相手ならアンチクライマックス法を、女性相手ならクライマックス法が良いと言われております。面接やビジネスにおいては男女問わず、アンチクライマックス法が無難かもしれません。

 これらは心理学の中でもほんの一部に過ぎず、まだまだたくさんの種類があります。そして、ひょっとしたら気づいているかもしれませんが、心理学というのはとっておきの必殺技であるウルトラCのようなものではなく、普段何気なく実践してる行動に名前が付いてるということに過ぎません。逆に言うと、心理学を理解しておくことで物事を客観的に見ることでき、テクニカルに応用できるかもしれません。ぜひ、実践してみてください。

<TEXT/森川剛>

元お笑い芸人。第二新卒特化の転職エージェントで勤務した後、起業。現在はキャリアアドバイザーとして自身の経験を活かし、新卒学生のキャリア支援を行う。
■twitter:@a54689

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