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『同期のサクラ』の“ブラック上司あるある”。20代男子が最も共感したのは?

暮らし

第2位:当たり前のように長時間残業をさせる(27票)

残業

 桑原は「営業は24時間外を飛び回るのが仕事」という考えから、部下に残業をさせています。特に、直属の後輩である菊夫には寝る時間もないほどの残業を強要。菊夫はとうとう過労で倒れてしまいます。

 サービス残業は労働基準法で禁止されているし、2019年4月からは働き方改革関連法で、残業時間は「原則として月45時間以内」と決められました(中小企業は2020年4月から)。しかし、まだブラック上司はいるようで、

「『残業=偉い』と言われた」
「明らかにキャパシティを超えた量の仕事をふってくる」
「サービス残業は当たり前」

 という20代男子の声が相次ぎました。昨今では、効率よく時間内に仕事を終わらせることが重要視されていますが、菊夫のように当たり前に残業させられている人もまだまだ多いようです。

第1位:口が悪い(32票)

 威張っていて命令口調なうえに、口が悪い桑原。口癖は「タコ」。そのせいで、桑原に意見や反論できる部下はおらず、何も言えずに従うのみ。そして、自分の思い通りにいかないとみんなの前で叱責します。

 第1位に選ばれただけあって、このエピソードに20代男子の意見からは、

「とにかく言葉遣いが悪い」
「いつも誰かの悪口を言っている」
「『おまえらのせいで仕事が遅れている』と言ってくる」
「離婚した部下をいじっている」

 と批判殺到。口の悪い上司がいると部下は萎縮してしまったり、ストレスに悩んでしまうこともあると思います。

 アンケートのように、『同期のサクラ』に登場するようなブラック上司はまだ存在するようです。しかし「問題のある上司に出会ったことがない」と、快適な職場環境であると回答する人もいました。皆さんの職場はどうでしょうか?

<TEXT/ちよまる子>

【調査概要】
調査内容:職場のブラックな上司について
調査期間:2019年11月8日
調査対象:調査方法:(株)アンケートツール「QiQUMO」を使った調査

※アンケート選択肢=当たり前のように長時間残業をさせる/取引先への無理な注文・交渉を部下に押し付ける/会議の時間が変更になったのを教えないなど、地味な嫌がらせをする/部下がセクハラを受けていることに気付いているのに助けてくれない/部下が作った資料を「忙しい」と確認しない/理由をつけて面倒な仕事を押し付けてくる/新入社員・若手だからと意見を聞かない/他部署を下に見ている/口が悪い/上司には従順で部下には横暴/遅い時間に連絡してきて飲み会に呼び出す/無茶な仕事を振り達成するまで帰宅を許さない/意見を言うと「潰す」と脅してくる/接待で「盛り上げろよ!」などと無茶振りをする/病み上がりの社員にいきなりきつい仕事を振る/あてはまるものはない

東京都出身。テレビをこよなく愛するライター。Twitter:@chiyomarumaruko

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