「築地銀だこ」は北関東発祥…有名チェーンの意外な創業地5選
串カツ田中(東京)
たこ焼き、お好み焼きと並ぶ、大阪のローカルフードとして知られる串カツ。その味を全国に広げている「串カツ田中」は、「大阪伝統の味」と銘打っているけれども、実は2008年に東京で創業。世田谷区内の住宅街の一角にオープンしました。
社長の名前は貫啓二さんで、意外にも田中さんではありません。奥様で取締役副社長の田中洋江さんの父が考えたレシピを引き継いだことから、店名に「田中」の名を冠しているのかもしれません。
丸亀製麺(兵庫)
うどんと言えば香川県、「丸亀」とつく店名は丸亀市を彷彿とさせますが、「丸亀製麺」の創業地は兵庫県で、加古川市に「丸亀製麺加古川店」としてオープンしました。
社長の粟田貴也さんが丸亀市を訪問した際、うどんを食べられる製麺所に客の行列ができていたのを見て、丸亀を冠したうどん店を思いついたのだとか。2019年11月現在、丸亀製麺は香川県内では高松市に2店舗あるのみで、丸亀市には店舗がないのです。
これについて丸亀市の広報担当者は「日刊SPA!」(2019年9月18日)の取材に「丸亀製麺様は香川には店舗を極力出さない方針だとおっしゃっていて、丸亀市にも絶対に出さないとお話されていますが、それは我々に対して遠慮してのことだと言います」と答えている。