Netflix主演のEXILE小林直己が語る、海外でチャンスをつかむ秘訣
「地球に住む一人」としての感覚を持つ
――では、ご自身の20代を振り返ってみて、やっておけばよかったと思うことはありますか? もし、経験を踏まえたうえでのアドバイスがあればお願いします。
小林:僕はいま、これまでの実績や自分ができることを伝えながら自分自身をPRしているところですが、もしこれを20代からやっていたら全然違っていただろうなとは思います。あとは、日本以外に住むこと。僕ならNYに住みたいですが、理由としては、NYではものすごい早さで物事が巻き起こっていることを感じられるからです。
もし、海外に行けなくても、日本で異文化に触れることもできるので、ぜひ意識して欲しいですね。そうすることで、日本の素晴らしさや特別さ、あとは奇妙さみたいなものにも気が付くことができますし、そんな風に「地球に住む一人」としての感覚を20代から持っていたら、より楽しくなるはずです。
特にいまはSNSが発達して、一人一人がマスメディアになりうる可能性もあるので、その感覚を持たずにいることはもったいないことなんじゃないかなと思います。
<取材・文/志村昌美 撮影/山田耕司>