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身勝手な50代上司に注意したらメールで逆ギレ。その驚きの文面は…

学び

内線で長電話。書類は手渡しで…

 さらに小橋さんは、バブル期に入社した男性たちは「なぜか電話での声が大きいと感じた」と言います。

「今、私たちの世代って、電話よりもメッセで済ませてしまうのに慣れているせいか、内線電話で長々と話し込む神経がよくわからないんです。隣の席の上司は、メールだと数分で書き終わる内容を10分くらいずっとしゃべっているんですよ。声も大きいし迷惑で……」

 よく聞くと、「番組のナレーションを担当した女性タレントが漢字が読めなかった」「あいつが出ると番組が面白くなくなる」など、どうでもいい雑談ばかり……この仕事効率の悪さに、小橋さんが巻き込まれてしまうこともありました。

「電話が終わると、別部署に書類を持っていくのを頼まれたりするのですが、これって、メールに書類添付してプリントアウトすればよくない? と思ったり。まぁ、作業の効率化をしてしまうと派遣の仕事がなくなってしまうので、今のままでいいと言えばいいんですけどね」

 小橋さんの仕事があるのは「非効率な上司のおかげ」かもしれません。しかし、お互いが気持ちよく働けるように、せめて最低限の礼儀と職場のルールは守ってほしいものですね。

特集・イラッとしたビジネスメール/電話

<取材・文/池守りぜね イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)>

出版社や、web媒体の編集を経て、フリーライターに。趣味は子供と一緒にプロレス観戦。ライブハウスに通い続けて四半世紀以上。家族で音楽フェスに行くのが幸せ

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