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LINEをやたら重視する彼女。20代男子がうんざりした理由

暮らし

 LINEの重要度や優先度というのは、人によって大きく異なることも珍しくありません。

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※画像はイメージです

 もちろんそれは当たり前のことなのですが、恋人という親しい存在の相手と、それが異なる場合すれ違いが起きてしまうことも……。

 今回は、そんなLINEの重要度や優先度によって起きた恋人同士のトラブルをご紹介します。

職場の後輩から告白されて交際スタート

 通信系の会社に入社して5年目を迎えた金沢啓太さん(仮名・28歳)は、後輩の指導や教育を任される立場になり充実した毎日を送っていました。その年も、入社してきた5人のうち男性と女性1人ずつ、2人の指導を任されたそう。

「2人ともフレッシュでやる気もあって、かなり良い印象でした。とくに女性のTさんは、ニコニコしていて感じもよく指導しやすかったですね。注意しても素直に聞き入れてくれて、仕事覚えも早かったので部内での評判も上々でした」

 新入社員の1人であるTさんは、金沢さんだけではなく上司や他の先輩社員からも太鼓判を押されるほど真面目で仕事熱心な女性。ときには金沢さんにLINEで仕事や職場のことについて質問や相談をしてくることもあったそうです。すると自然にLINEの回数も増え、社内でも気軽に話せる雰囲気になりました。

「Tさんたちが入社してから半年ほどたったある日、突然、呼び出され告白されたんです。驚きましたが、うちは社内恋愛禁止でもないですし、僕もTさんのことをいいなと思っていたのでOKしました」

忙しいからこそ決めたLINEのルール

最初はただ仕事熱心なだけだと思っていた新入社員だが……

 金沢さんが所属しているプロジェクトは時期によってかなり忙しくなるため、その頃になると残業や休日出勤が増えてしまいます。だからこそ、金沢さんはTさんと付き合い始めてすぐにある話し合いをしました。

「忙しい時期に突入すると、仕事が終わるとクタクタになっているので、世間話のようなLINEは返すのが億劫になってしまって……。以前付き合っていた彼女とこういったすれ違いでよくケンカしていたんです。だからこそ、Tさんにもその時期に『LINEの返信を強要しない』『休日出勤が続いても文句を言わない』というお願いをしました」

 金沢さんは彼女になったTさんに、仕事の状況について説明し、LINEやデートが少なくなってしまうことも時間をかけて話したそうです。

「彼女も同じ部署にいて僕の仕事を見ているので、仕事についてはすぐに理解してくれました。LINEやデートの頻度についても、そこまで不満や不安があるという雰囲気ではなかったですし、普段の様子を見ていてもこの子なら大丈夫かもしれないなという感覚はありました」

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