流行した「就活用語」ベスト10。ガクチカ、オワハラって?
流行した就活用語は「お祈り」「ガクチカ」…
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1位:お祈り…選考で落ちること。不採用通知の「今後のご活躍をお祈りしております」という一文から
2位:ガクチカ…面接でよく聞かれる「学生時代に力を入れたこと」の略
3位:サイレント…選考の結果の連絡が来ないこと。合格なら企業から必ず連絡があるので、不合格であることを示す
4位:NNT…「無い内定」の略。内(々)定が無いことを「内々定」にかけている。反意語はANT(有る内定)
5位:オワハラ…「就活終われハラスメント」の略。企業が内々定を出した学生に対して就職活動を終えるよう強制すること
6位:ES…エントリーシートの略
7位:グルディス…グループディスカッションの略
8位:御社…選考受験中の企業のこと。転じて日常から就職活動モードに入ることも指す。面接に行くことを「御社する」と表現するなど
9位:終活…就職活動を終えるための活動。入社予定先以外の企業に内定辞退の連絡をすることなど
9位:リクラブ…就職活動を通して出会った学生同士で恋愛に発展すること
「それ強みじゃん」「世紀末」特徴的なワードも
流行した「就活用語」について聞いた質問では、「お祈り」「ガクチカ」「サイレント」が上位に。オワハラ、終活など、内定辞退に関するワードもいくつかランクインしています。
また、ランク外ですが目新しいワード、特徴的なワードはこちら。
・それ強みじゃん…相手の行動をなんでも強みとして捉え褒めること
・「選考結果のお知らせ」…企業からの選考結果通知メールの件名。合格と明記されていなければ不合格であることが多い
・世紀末…エントリーした企業すべての選考に落ちること
・内定ブルー…内定先に本当に入社していいか不安になること
・エア就活…就活をしていないのに、就活を理由に休むこと
就活生が生み出した就活用語には自分の就活の状況を自虐的に表現するようなワードもちらほら。就活でできた仲間とのコミュニケーションで就活ストレスを発散しつつ、就職戦線を乗り越えていってほしいですね。
<TEXT/bizSPA!取材班>
【調査概要】
調査内容:「2020年卒 マイナビ学生就職モニター調査 7月の活動状況」(株式会社マイナビ)
調査期間:2019年7月25日~2019年7月31日
調査方法:2020年卒業予定の全国大学4年生及び院2年生のモニター会員に配信。Web上のアンケートフォームで回収
有効回答数:1972名(内訳:文系男子353名 理系男子605名 文系女子475名 理系女子539名)