職場の50代パート主婦にLINEで迫られた…20代男子のトホホな体験
旦那の代わり? しつこいお誘いLINE
「僕が違和感を覚えたのは、休日にしてくるLINEの内容でした。『買い物に付き合ってほしい』『一緒に食事に行かないか』などNさんからのお誘いがどんどん増えていったんです。初めのうちは冗談だろうと思って軽く流していましたが、断るもの気まずくなっていきました」
久保田さんは、イチ社員として特定のパートさんと仲良くすることは好ましくないと考えていたため、ひたすらNさんからのお誘いを断り続けていたそうです。しかし、ある日ついにNさんから決定的なLINEが送られて来ます。
「開いた瞬間、驚きで思わず声が出てしまいました。突然Nさんから写真が送られてきたのですが、それが大胆に胸元をはだけさせたお風呂上りらしき写真だったんです。しかもその写真には『さみしいな』という一言が。
まさか子供くらいの年齢の僕にそういった視線を向けてくるとも思っていませんでしたし、今まで母親のように慕っていたので、どうしていいか分からず何も返信できませんでした」
その後もたびたびNさんからはセクシーなショットが届きます。久保田さんはそれに対し、返信しなかったり、上手くかわしたりしながら、なるべく職場で気まずくならないよう慎重に対応し続けました。
突然上司からNさんの退職を聞かされる
職場ではLINEのような態度を一切見せないNさん。そのため、久保田さんは周囲に相談することもできずに困り果てていました。しかし、ある日を境にLINEがパタッと来なくなったのです。
「それまで毎日のようにLINEが来ていたので、さすがに少し心配になりました。その後、仕事にも一切来なくなってしまったんですが、僕から直接連絡できなかったので、上司に聞くと『心配いらない』という返答がありましたが1か月後、突然上司からNさんが退職したことを聞かされました」
ほかのパートやバイトの中にはNさんを慕っていた人も多かったため、動揺を隠し切れない様子でした。しかし、後日、先輩社員から聞いた話に、久保田さんは驚きを隠せなかったようです。
「実はNさん、僕だけじゃなくバイトの大学生にも同じようにLINEで迫っていたそうなんです。その子が店側に訴え、上司からNさんにそういう行為を止めるよう注意をしてたみたいです。それと同時期くらいにNさんの旦那さんがNさんの様子がおかしいことに気づき、僕やバイトの子とのLINEを見つけてしまったため旦那さんが店に謝りに来て、『そのままパートを辞めさせる』と伝えていったということでした」
その後、いつの間にか彼女のLINEのアカウントは消失。母親のように慕っていた女性にまさかの視線を向けられてしまった久保田さん、今ではどんなに年上の女性であっても、その気がなければ距離感を持って接しようと心に決めたそうです。
<TEXT/つる>