夏の疲れを取るランニングのすすめ。理想は睡眠の2時間前
今年の夏も厳しい酷暑でしたね。
やっと涼しくなってきましたが、あの辛く厳しかった夏の疲れがどっと出てくる時期でもあります。涼しい秋にはランニングをして夏の疲れを癒してみませんか?
ランニングは鍛えるだけじゃない?
ランニングの基本的なイメージは心肺機能や筋持久力などのスタミナ・体力をつけるために行うことでしょうか。しかし、ランニングはやり方やタイミングによって疲労物質を取り除くためにとても有効なコンテンツになります。
例えばプロ野球の先発ピッチャーは試合で100球以上の力投をして体力をギリギリまで消耗しても、翌日には球場に足を運び試合前に外野フェンスの前を走って翌週の登板に向けて調整をします。
身体をしっかり使って運動をした後はゆっくり休めるだけでなく、適切な運動をすることで疲労回復を早めているのです。
疲れを取るランニングテクニック
ここからは具体的なランニング方法をご紹介します。
体が疲れているときに必要なのはゆったりと走ることです。筋肉が疲れている(筋肉の疲労物質である乳酸が溜まっている)時や、疲れを感じている時に必要なのは、血流を促すことです。
血管は必要な栄養素を全身に送る道路であり、血液はその流れ、そして血液物質は栄養を運搬するためのトラックのような働きです。疲れが溜まっている時は道路が渋滞し、物流や経済自体が止まっている状態とも言えます。
少し息が上がる程度の軽いランニングを30分~1時間くらい続けることで、血流が促されて体内に循環が発生し、疲労物質が体外へ排出しやすくしましょう。
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