スマホを忘れて実家に帰省。上司からの「呼び出し」応じるべき?
上司からの帰京命令に絶句
上司はようやく連絡が取れたことに安堵した様子だったといいますが、そこで言われたのは「今から会社に来てほしい」との出社命令。
宮崎に帰省中なので難しいと話したそうですが、「今から空港に向かえば、夜には来れるだろう?」とまさかの一言。これには辻原さんも言葉を失います。
「でも、その日も翌日も東京行の便は満席。一応、九州のほかの空港発の便も調べてみましたが、帰省ラッシュと被っていたので空席はほぼない状況でした。
電車を乗り継いで東京に戻る方法もありましたが、実家は山奥の田舎なので朝出ても丸1日かかります。そのことを説明し、予定通りの2日後の飛行機で東京に戻り、それから会社に行ってトラブル対応することで何とか許してもらいました」
「飛行機をキャンセル待ち」が常識?
帰京後、その足で会社に向かい、3時間ほどの作業でシステムトラブルは解消しましたが上司の怒りは冷めていませんでした。
「戻った翌日、本来の休み明けの日ですがチーフが出社すると、別室に呼び出されて30分ほど叱責を受けました。仕事用のスマホを携帯していなかったのは僕のミスかもしれませんが、『普通なら飛行機をキャンセル待ちしてでも来るのが常識だろ!』と理不尽なことを言われました。
今回の帰省は亡くなった父親の法事に参加するのが目的でしたけど、こんな怒り方をするチーフに言い訳すると火に油を注ぎそうですし、ひたすら頭を下げましたけどね」