リンガーハットに370円ランチが!300円台ランチ、4店舗を比較
2019年8月1日から「長崎ちゃんぽんリンガーハット」が、ランチメニューを一新したことが話題を集めました。なかでも注目されていたのが、370円(税抜)で味わえる「薄皮ぎょうざ5個定食」です。ワンコインランチどころか、400円以内で収まるという破格の安さにネット上では驚きの声も上がっていました。
忙しいビジネスマンにとって、ランチタイムには手頃な値段でてっとり早く食べられるものを選ぶのも大切。そこで、リンガーハットで話題の格安ランチをきっかけとして、bizSPA!外食チェーン担当の筆者が主要飲食チェーン4店舗の“300円台ランチ”を食べ比べてみました。
1. リンガーハット「薄皮ぎょうざ5個定食」
初めに訪ねたのは、冒頭でも紹介した「長崎ちゃんぽんリンガーハット」です。刷新されたランチタイムメニューは平日限定で、16時までと従来より1時間延長されたのも変更点のひとつ。さっそく「薄皮ぎょうざ5個定食」(370円/税抜)を注文してみました。
セットの内容は、メインのおかずである薄皮ぎょうざに加えて、ご飯、漬け物、スープと、さらにお好みで、ゆず胡椒も。実際に目の当たりにすると、300円台だと「ぜいたく過ぎる」ほどボリューミーでした。
葉物や刻んだニンジンなどの酢漬けは味に少し飽きたときのアクセントになるし、定食ならではの満足度もじゅうぶん。価格以上のお得感を、存分に味わえました。
2. サイゼリヤ「セットプチフォッカ&ミラノ風ドリア」
続いて訪れたのは、リーズナブルにイタリアンを楽しめる「サイゼリヤ」です。300円台だと格安メニューの定番でもある「ミラノ風ドリア」(298円/税込)を軸にいくつかのバリエーションを楽しめますが、この日は「セットプチフォッカ付きミラノ風ドリア」(378円/税込)を注文してみました。
もはやテッパンのメニューとあってか、味は申し分なしでした。ホワイトソースとミートソースがからみあったチーズを、サフランライスになじませながら食べるのはお決まりのパターン。さらに、イタリア流のパン“プチフォッカ”をソースやチーズにからめながら食べれば、食感の異なる味わいも楽しめます。
店舗にあるチーズを“バシがけ”したり、タバスコをかけたりと“味変”も可。ボリュームもじゅうぶんで、お店選びに迷ったら選んでおいて損はありません。