“趣味活”で出会いはあるか?「猫カフェコン」で、あぁ失敗
朝活、婚活、妊活、パパ活……さまざまな活動が世にあふれる昨今。にわかに注目を集めているのが「趣味活」だ。名前の通り、仕事とは別に自分なりの楽しみを持ち、人生を豊かにしていくのが目的の活動。
ネットリサーチ会社のアスマークが行った趣味についての調査によれば、20~50代男女480人のうち約7割が「趣味を持ちたい」と考えている。特に30代以上の女性については、実に8割近くが趣味を持つことに対して肯定的だ。つまり、趣味活を通じて異性と知り合える、新たな出会いの土壌は存在しているのだ。
時代は今“趣味活“を求めている!
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男女別趣味ランキング
<男性>
1. スポーツ 30.0%
2. 読書 15.4%
3. パソコン/インターネット 15.0%
4. 旅行 13.8%
5. 音楽鑑賞 10.4%
6. 映画観賞 10.0%
6. 車/バイク 10.0%
8. ゲーム 9.6%
9. ギャンブル 8.8%
10. スポーツ観戦 7.5%
趣味はない 2.1%
<女性>
1. 読書 21.7%
2. 旅行 16.3%
3. 音楽鑑賞 14.6%
3. 料理 14.6%
5. ショッピング 13.8%
6. 映画観賞 12.5%
7. パソコン/インターネット 11.3%
8. スポーツ 8.8%
9. グルメ 7.9%
9. 手芸/裁縫 7.9%
※20~50代男女480人を対象、複数回答(アスマーク調べ)
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ランキングを見る限り、メジャーな趣味のジャンルでは「一人で楽しむ」という方向性の自己完結型が多いことも事実。
深い趣味を持つ男性への好感度は高い
趣味に関したアスマークの調査では「広く浅く趣味を多く持っている異性に魅力を感じる」という人は4割強にとどまったが、「限定した趣味を追求している異性に魅力を感じる」人は6割近くにまで上ったことが明らかになっている。
ここから読み取れることは、まず趣味に打ち込む姿は異性にとってプラス要素であり、それを見せることで人間的に惹きつけられる可能性が高いということだ。
例えば、スポーツをしたり観戦するなどの趣味は、その様子が目に見えてわかりやすい上にイベント性も高いため、どの時代でも異性からの好感度を比較的簡単に高めやすい傾向にある。
一方でインドアであったり、一人での作業が主となる趣味の場合は、少し共感を呼びづらい傾向にある。だが、幸運なことに現代はSNS社会。同じ趣味の仲間を見つけることは昔に比べて容易で、顔を見ずしてそれを語り合うことすら可能になっている。たとえどんなにニッチな趣味であろうとも、出会いのチャンスはネット上にも潤沢に転がっているはずだ。
孤独に趣味を全うしている人こそ、趣味活を通じての異性との出会いが、ジャンルに限定されないものであると知るべきだろう。